高木剪定・伐採作業の場合
造園の仕事は、庭園工事、植栽管理など各現場によりいろいろとあります。
例として、剪定・伐採作業のスケジュールをご紹介します。
7:30会社出発
出発時間は各現場により変わってきます。前日に何処の現場に行くか配員し、出発時間を決めます。
当日は出発の15分前に集合しています。
8:30作業開始
作業開始時間は各現場により異なりますが、基本は8:30開始となります。
現場に到着したら、お客様に丁寧に挨拶をします。蛭田造園では、お客様への丁寧な対応を一番大切にしています。
作業前は、全作業員で当日の作業内容を確認し、安全作業のため危険予知活動を行います。作業場所を周り、作業に支障を来たすもの、危険なものが無いかを確認します。
剪定作業においては、剪定の実力により、メインで剪定する職人、剪定枝を片付ける手元職人に分かれることがあります。手元職人は先輩の剪定方法を見て勉強します。
10:00午前の休憩
10時になったら30分程休憩時間を取ります。
作業の話をしたりしますが、大抵はくだらない話やスマホでゲームをしたり、眠ったり、各々リラックスしています。
適度に休憩を取ることは、事故・災害の軽減につながりますので休憩も大事な仕事です。
夏場は休憩の回数を増やし、熱中症予防に努めています。
10:30作業再開
休憩後は安全確認を行ってから作業の開始です。
高木伐採作業は、難易度が高く日ごろの経験がものを言います。
写真の職人(田宮)は、職人一筋40年ほどの大ベテラン。
「ズババババッー」っと伐採していきます。
12:00お昼休憩
お昼休憩は12時から13時の1時間です。
午後の作業のためにしっかりと休憩を取ります。
13:00午後の作業開始
作業前に午後の作業内容、安全行動を確認します。
高木剪定作業の時は、安全第一で作業方法を決定します。
高所作業車などが使えない場所は、人力で登り剪定をしなくてはいけません。
その際は、クライミングで使用するザイルを用いて剪定します。
写真の職人(水尾)は、ザイルを使用し枝先まで行き剪定します。
美しい樹形を保つには必要な技術となります。
15:00午後の休憩
15時に最後の休憩を取ります。事故や災害が発生しやすい時間帯は15~17時の間。
日も落ちてきて、疲れが出た時に人間の集中力は切れてきます。
この時間帯の休憩は事故防止のためには一番重要になります。忙しい時こそ一息ついて冷静になる事が大切です。
17:00作業終了
一日の仕事も終わりです。
大きな木を切って満足げな職人さん。
達成感がある一日でした。
これから会社に戻ります。
18:00帰宅
会社に戻ったら、翌日の準備をし、皆でおしゃべりをしてから帰宅します。